9/17の日本株式相場は、上下に振れる展開でした。

FOMCおよびFRBパウエル議長発言で米国株式相場が引けにかけて上げ幅を縮小した影響でしょうか?

為替相場や中国株式相場、さらには時間外の米株先物、日銀のETF買いなどに振らされる展開となりましたが、全体としてみると下落して終了しました。

相場動向のおさらい

前日の米国株式動向

前日(9/16)の米国市場は、ダウ平均が小幅にプラスとなる一方で、NASDAQ総合指数およびS&P500指数が下落となりました。

朝方は上昇してはじまりましたが、いわゆるGAFAMなどのハイテク株が売られると、NASDAQ総合指数はマイナスに転じました。

注目のFOMCでは2023年までゼロ金利が継続するとの内容を好感し、ダウ平均は一時300ドルを超える上昇となりました。

しかし、パウエル議長の発言ではジャクソンホール講演での内容を踏襲するにとどまり、ダウ平均は引けにかけて上げ幅を急速に縮め、小幅なプラスで引けました。

当日の日本株式相場動向

FOMCを受けての米国株式相場が上下に振れる展開で不安定さが継続していました。

日本株式相場も寄り付きこそ小幅なマイナスとなりましたが、そこから「下」「上」「下」と100円程度の値幅での上下動となりました。

前引けで前場の安値を示現、際どく日銀ETF買い出動要件を満たし、後場は上げるかと思われました。

しかし、中国株式相場や時間外の米株先物が軟調に推移したことで、後場寄り直後に日経平均は23,300円を割り込みました。

その後は、日銀ETF買いと海外株式相場をにらみながら、23,300円台前半で方向感なく推移しました。

日銀金融政策決定会合は特に波乱なく通過し、引け後の黒田日銀総裁の発言に注目が集まったことも、後場の動意薄につながったかもしれません。

相場雑感

『FOMC通過で下押しありそう』と書いたんですけど、珍しく当たりました。

為替相場でも久しぶりに105円台を割り込むなど、ちょっと日本株にはつらい相場環境です。

これまでは、『そんなの関係ねー』とばかりに底堅い推移でしたが、ここにきて外部環境を眺めながらの展開になってきました。

まぁそれでも、NASDAQ総合指数や香港株式相場が1%超下落しても、日経平均は150円程度の下げにとどまり、23,300円台をキープしているんですから、強いと言えば強いです。

さて、注目のFOMCでは、米国のゼロ金利が向こう3年程度継続する見込みで、金余りの相場が当面続きそうです。

日米の金利差も大きく変動しにくいとすれば、為替相場も安定しそうなので、新型コロナの終息、ワクチンの供給などが整えば、企業業績の回復を確認しながら、上を狙う方向にいくのかもしれません。

『日本株強いなぁ』が常態化する可能性もみえてきました。

次の大きなイベントは11月頭の米国大統領選挙と直後のFOMCですかね。

前日のイブニングの結果:+5,355円

日中の取引で久しぶりに3連敗を喫して、凹んでいたんですけど、イブニングにうまく立ち回れたので、取り戻せました。

ヨカッタヨカッタ

No.買/売枚数新規価格決済価格損益手数料総合損益
123,32523,3553,000-782,922
123,35023,3252,500-672,433
9/16イブニング損益

今日の結果:+9,310円

ちょっとルール違反なんですけど、イブニング終盤で売りポジションを取って、日中に持ち越してしまいました(下表No.0)

それならがっつり利益取れよ!と思うんですけど、日和って決済したら爆下げきました。。。

まぁそれは置いておいて、最近、日銀ETF買いに対する投資家の動きに変化が見られませんか?

ボチボチ手法的に知れ渡って、逆を取ろうとする動きが出てきたように思います。

前引け時点で出動要件満たしていれば、先物が一瞬買われるんですけど、昼休み中に下げを食らうような気がします。

まぁ今日は海外の市況が悪かったんで、はっきりしませんが、安易に先物を買っているとやられるような気がします。

No.買/売枚数新規価格決済価格損益手数料総合損益
123,28523,2701,500-781,422
123,18023,205-2,500-67-2,567
123,20523,2454,000-783,922
123,17523,1096,600-676,533
9/17日中損益

ハリアー購入(5,000,000円)まで、あと5,363,481円。。。

SBI証券をメインに使っているんですけど、勝手にお金が引き出された人がいるみたいですね。

私かと思いましたが、純粋に相場で負けているだけでした(爆)

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