9/15の日本株式相場は、前日の米国株式相場が大きく反発したにもかかわらず、軟調推移となりました。

前日に米国株高を先食いしていたから利益確定売りが出たなどのニュースが出ていましたけど、どうでしょうか?

相場動向のおさらい

前日の米国株式動向

前日(9/14)の米国市場は、3指数がそろって反発しました。

tiktokを巡って、マイクロソフトの買収がご破算になった一方で、オラクルとの提携で進展するとの報道があり、ポジティブに受け止められたようです。

また、新型コロナワクチンについても、週末にアストラゼネカが治験の再開を発表、別の報道で米国内で年内にもワクチンの提供が開始されるとのニュースもあり、期待感から上昇しました。

ハイテク銘柄も直近で下げているので、買いが入りやすかったと思われますが、先週もダウ平均27,000ドル台後半での不安定な動きが続きましたから、まだまだ見極めきれないところです。

当日の日本株式相場動向

前日のイブニングで日経平均先物が下落した流れを受けて、朝方は売り先行でスタートしました。

日経平均は23,351.35円まで下落しましたが、そこからは売り込む動きも限定的で、前場は徐々に下値を切り上げる展開に。

それでも、TOPIXが日銀ETF買いのラインである▲0.5%を下回ったことで、後場は日銀ETF買い期待からジリジリと値を上げました。

引けにかけてはやや売りに押されましたが、日経平均は23,400円台をキープして取引を終了しました。

ただ、1日の値幅が126円と全体としては狭い範囲での小動きとなりました。

相場雑感

まずは菅新総裁誕生となりましたね。

地方に強い石破さんが思ったほど伸びず、議員票で頑張った岸田さんが2位につけました。石破さんは今後総裁選に出てこれないかもしれませんねぇ。。。

注目は、閣僚人事ですが、新総裁からは「能力のある人は各派閥にちらばっている」との発言がありましたが、派閥の圧力をどの程度かわすことができるのか気になります。

党役員人事はバリバリ派閥を意識した人事っぽいですけど。。。

さて、日本株ですけど、米国株式相場が上昇したにも関わらず、夜間の日経平均先物は下落してかえってきました。

これまでは「米国株下落→日本株底堅い」という展開が続いていたので、今日は逆になっていますね。

そう考えると、やっと日米の水準感の調整が起こってきたのかもしれません。

また、9/3の高値(23,580.51円)を9/14に抜けた(高値:23,582.21円)わけですが、『鬼より怖い、一文新値』といって、わずかに高値を抜けたあとに下落するパターンが危惧されます。

為替相場でも久しぶりの105円台半ばまで円高進行しており、日足でみると、三角持ち合い下放たれにも見えなくもないので、警戒が必要かなと思っています。

前日のイブニングの結果:+5,788円

前日のイブニングは方向感がつかみ難い展開でした。

欧州時間では、一旦下落するも、23,300円付近で反発。その後は23,350円で上値が重い展開でした。

米国時間では米国株式相場が堅調に推移する一方で、ドル円相場の円高が重しになったのか、下落する展開でした。

No.買/売枚数新規価格決済価格損益手数料総合損益
123,38023,3453,500-783,422
123,31523,320500-78422
123,32023,3002,000-561,944
9/14イブニング損益

今日の結果:+6,905円

ここ最近、『日本株強くない?強すぎない?』といっていた甲斐があったのか、下落しました。

でも、ビビってポジション取ってないから、恩恵ないですけどね!

まぁそれでも、プラスで終われたのでOKです。

No.買/売枚数新規価格決済価格損益手数料総合損益
123,21023,2302,000-761,924
123,24023,2662,600-542,546
123,31023,2852,500-652,435
9/15日中損益

ハリアー購入(5,000,000円)まで、あと5,373,675円。。。

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